レース後のオススメ輪行ルートを紹介 / あなたに適したバイクの持ち帰り方法はどれ?

レース情報

このコラムではバイクを自身で持ち運ぶ選手に向けて、レース後の輪行方法をシミュレーション。コラム後半には、帰路のお薦め輸送方法や9月16日の行動フロー例も紹介しているのでそちらも参照しよう。

7月6日・7日に北斗市、木古内町で実施した大会に向けた合宿企画では多くの参加者が新幹線の新函館北斗駅まで輪行した

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【 Point1】最初に受付会場で予約する

レース翌日にトランジションエリア2がある木古内町からバイクを空港へ、あいは拠点とする最寄りのエリアへ輸送を希望する人は事前に予約が必要だ。
予約受け付けの場所は9月13日(金)の 北斗市総合文化センター(かなで〜る/写真下)。大会の選手受付が行われる会場で行われる。

バイク搬送の方法は2種類。西濃運輸、またはヤマト運輸の利用となり、それぞれ利用条件などの概要を下記に案内しよう。
<西濃運輸>
・9月16日にバイクをJR木古内駅北口駐車場に持ち込む。
・運搬にバイクラックを使用するので木古内駅でのバイク梱包は不要。ケースを用意する必要はナシ。
・バイクは西濃運輸函館支店(北斗市追分)まで輸送。そこから各自の目的地まで自走する(JR函館駅までは8km)。 ※JR函館駅前行き大会シャトルバスが西濃運輸函館支店に途中停車します。
<ヤマト運輸>
・受付はボックス型ハードケースのみ。9月16日にバイクをJR木古内駅北口駐車場に持ち込む。
・木古内駅でバイクを梱包するのでケースを用意する必要アリ(木古内駅行きのシャトルバスにケースの積み込みが可能)。
・梱包したバイクは函館空港、またはヤマト運輸函館駅前営業所へ輸送できる。
※詳しい要項は下記をご参照ください(タップすると拡大できます↓)

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【 Point2】9月16日の動きをチェックする

特に木古内(ふるさとの森公園/トランジションエリア2)でバイクをピックアップしたあとの帰り(復路)のルートを確認しよう。具体的には、
・大会シャトルバス
・いさりび鉄道
・新幹線
 の利用が想定でき、下記のルートマップ&時刻表などを参照し各自ミュレーションしよう。

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【 Point3】バイク輸送方法の決定

以上を踏まえ、帰りのバイク輸送方法を選定。下記にて、アクセスの方法、宿泊地、使用バイクケースの種類から推奨される ①〜⑥ のバイク輸送方法を紹介しているので参照していただきたい。

※ ①〜③、⑤、⑥の輸送は木古内駅でバイク梱包が必要なので、ケースを用意しておこう(木古内駅行き大会シャトルバスにケースの積み込み可能)

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< 9月16日(月)の行動フロー例を紹介 >

【 ①、③ヤマト運輸 】利用

(1)8:00
・湯の川温泉(またはJR函館駅前)を大会シャトルバスで出発 ※バイクケースはシャトルバスに積み込み可能

(2)9:00
・JR木古内駅北口駐車場に到着 → バイク発送準備(梱包したバイクを函館空港へ送付)

木古内駅北口(写真左)には駐車場が完備されている。駅南口側には人気の道の駅『みそぎの郷 きこない』があり9月15日、16日は選手で賑わうことだろう

(3)10:00 〜 12:00
・表彰式&EXPO参加(木古内町中央公民館) ※駅から徒歩で移動

表彰式はふるさとの森公園にある木古内町中央公民館(写真左/JR木古内駅から300m)で行われ、この公園内でエキスポも開催される(写真はイメージ)

(4)13:00
・JR木古内駅から湯の川温泉(または函館駅前)へ大会シャトルバスで移動(14:00到着)

北海道の三大温泉郷のひとつである湯の川温泉へ一旦戻り、荷物をまとめて帰宅の準備を。足湯で疲れた身体をケアするのもいいだろう。>> 湯の川温泉の紹介動画はこちらから

(5)公共シャトルバスで函館空港に到着 → バイク受け取り

湯の川温泉(または函館駅前)から公共のバスで函館空港へ。空港内のグルメスポットを堪能し、帰りの便を待つのもオススメだ(写真は空港1Fにあるスタンド式の寿司店)

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【 ④西濃運輸 】利用
(1)8:00
・JR函館駅を大会シャトルバスで出発

JR函館駅周辺には数くのホテルが立ち並ぶ。そして函館といえば朝市。地元海鮮をはじめバラエティー豊かなグルメも楽しめること間違いなしだ

(2)9:00
・JR木古内駅北口駐車場に到着 → バイク発送手続き(バイクをそのまま預託 ⇒ 西濃運輸函館支店へ輸送)

(3)10:00 〜 12:00
・表彰式&EXPO参加(木古内町中央公民館) ※駅から徒歩で移動

(4)13:00
・JR木古内駅から函館駅前行き大会シャトルバス(西濃運輸函館支店経由)に乗車 → 西濃運輸函館支店で下車してバイク受け取り → 函館の宿泊先まで自走(8km)
※湯の川温泉行き大会シャトルバスは西濃運輸函館支店には停車しません

(5)宿泊先でバイクを梱包 → JR函館駅から空港シャトルバス(輪行)で函館空港に到着

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【 ②、⑤いさりび鉄道 】利用
(1)8:30
・JR函館駅前(または湯の川温泉)を大会シャトルバスで出発 ※バイクケースはシャトルバスに積み込み可能

(2)9:30
・JR木古内駅北口駐車場に到着 → 木古内町中央公民館へ移動(徒歩)

(3)10:00 〜 12:00
・表彰式&EXPO参加(木古内町中央公民館)

(4)12:00 〜
JR木古内駅北口駐車場へバイクを移動 → バイクを輪行袋に収納

(5)12:51
・いさりび鉄道を利用して輪行 → JR函館駅へ

木古内駅からJR函館駅へは時間にして約1時間。昨日のレースを回顧しながら旅情に浸れる贅沢な帰路になるだろう

(6)函館駅から公共シャトルバス(輪行)で函館空港に到着

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【 ⑥新幹線 】利用
(1)8:30
・JR函館駅前を大会シャトルバスで出発 ※バイクケースはシャトルバスに積み込み可能

(2)9:30
・JR木古内駅北口駐車場に到着 → 木古内町中央公民館へ移動(徒歩)

(3)10:00 〜 12:00
・表彰式&EXPO参加(木古内町中央公民館)

(4)12:00 〜
JR木古内駅北口駐車場へバイクを移動 → バイクを輪行袋に収納

(5)JR木古内駅から新幹線で帰路へ(輪行)

ランコース終盤の上りにある『ビュースポット』から見た新幹線の路線(右)。遠くに望むのは木古内の街並みだ

※ここで推奨している行動フローは一例です。参加者の目的やコンディションなどを考慮して、各々に適したフローを精査しましょう。

>> 大会オフィシャルHPの輸送案内ページ

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