北海道の三大温泉郷のひとつに数えられ、古くから名湯として人々に親しまれている湯の川温泉。
今回、大会に参加する選手の宿泊エリアとしても準備されている温泉街は「函館の奥座敷」と呼ばれ、道南の歴史と自然に恵まれた名所。「日本一空港に近い温泉街」としても打ち出しており、函館空港からのアクセスはわずか10分だ。
温泉街北側の玄関口では足湯がお出迎え
アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」が語源とされ、1653年にその歴史が始まったと伝えられている湯の川温泉。この道南エリア随一の人気宿泊&観光スポットを現地動画も交えて紹介しよう。
<朝の散策ルートにオススメ>
行楽、散策にも適した街の中心から1.5km北には、北海道で唯一の国指定文化財庭園の 函館香雪園(見晴公園)がある。
4万坪を超える広大な敷地に、和風・洋風のエッセンスがちりばめられた風景式庭園。現地に到着してからのコンディショニングを兼ね、軽くジョギングコースとして利用するのもいいだろう。
そこから東へ1km足を延ばすと日本最初の女子観想修道院である トラピスチヌ修道院 (写真下)へ。多様な文化に触れながら心身のリフレッシュを図るというのはどうだろうか。
温泉街は海岸線と隣接。遠くに函館山が鎮座するパノラマビューを楽しんだあと、どっぷり観光に浸りたいという人はサル山温泉で有名な 函館市熱帯植物園 へ足を運ぼう。名物のニホンザルの入浴シーン(12月〜翌5月)はレース時期には見られないが、この温泉街の人気スポットのひとつだ。
百聞は一見にしかず。バイクライドで立ち寄るにもオススメの温泉街の散策シーンを動画でもチェックしてみよう。
【湯の川温泉街をぶらり散策】