8月6日・午後3時より北海道北斗市にて、開催を40日前に控えたアイアンマンジャパンみなみ北海道の記者会見が実施された。
大会顧問である池田達雄 北斗市長、鈴木慎也 木古内町長をはじめ大会会長、実行委員長、さらには前日より大会の最終確認のため道南入りしていたワールド・トライアスロン・コーポレーション(WTC)のクリス・モリス氏(グローバル・オペレーションディレクター)、カレン・マシューズ氏(オペレーションマネージャー)が出席。主催者によるイベント概要の最終案内や北斗市、木古内町での受け入れ体制の説明などが行われた。
記者会見でアイアンマン開催にエールを贈る池田北斗市長(右)と鈴木木古内町長
2025年アイアンマン世界選手権へのスロットを男女合計100に拡充
そして、それらアナウンスの最後にマシューズ氏がWTCからの大きなニュースを公表。
今年のアイアンマンジャパンみなみ北海道で予定していた世界選手権(2025年開催)へのスロット(出場枠)を大幅に増やし、女子を35(ハワイ・コナ)、男子65(フランス・ニース)として実施されると発表された。
この発表前まで、2025年アイアンマン世界選手権への出場枠は男女あわせて30の予定だった。
昨年から男女別の場所で開催となっているアイアンマン世界選手権。来年10月にハワイ島コナで行われるのは女子レースで、9月15日のアイアンマンジャパンでは35人が出場権を得ることとなった
この大きなサプライズ・ギフトに、「9年ぶりに(フルディスタンスの)アイアンマンが日本に戻ってきたという期待と、アジアの開催カレンダーにアイアンマン・ジャパンの位置づけを確固たるものにしたい」というWTCの想いが込められているという説明がなされた。
モリス氏(左)とマシューズ氏(右)のサプライズ発表に会場は大いに湧いた
「(日本のハイウェイを走る)バイクコースは世界のアイアンマンでナンバー1だと思っているし、フラットなランコースも素晴らしい。この道南で行われる大会と強固で長いパートナーシップを築き上げていきたいと思います」(モリス氏)
「レースに向けての準備が上手く進んでいることが実感でき、行政を含めた日本の運営チームに感謝したい。バイク、ランコースがすごく美しくて感動しています」(マシューズ氏)
さらに世界から注目を集めることとなるアイアンマンジャパン。来る9月15日を大いに期待しよう。
2025年も9月にフランス・ニースで開催される世界選手権の男子レース。こちらのスロットは65が用意されることとなる